"ぼんやり系"
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2004年9月30日(木) スペック
大量の中にいる場合、ある一つの物を説明しようとすれば
おのずと、そのスペックを語る事になる。
丁度、健康診断のように、X線で骨や臓器を透かしたり
血液検査で成分を摘出するかのように、その傾向を
推し量って説明するのに似ているかもしれない。
が、世の中を見回すと、
スペックだけで事が運んでいることが多いような気がしてならない。
確かにその個体の持つ "スペック" と "イメージ" は、
ニヤリーイコールなのかもね。
だけど僕は思うのだ。
スペックだけで語れてしまう人間や、人生なんてつまんない。
第一印象で終わってしまうイメージだけじゃ勿体ない。
数値や見た目から推し量れない、何か別の物を持てるとしたら
それはとてもすばらしいことなのだろうと思う。
オーラ? ドライブ感? 雰囲気?? 質感?? 可能性??
一言で説明出来ないそこに、趣と楽しみがあるのだと思う。
それに、人は、今時分が全てじゃない。