"ぼんやり系"
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2005年2月1日(火) 所詮、つくり話でしょ?
その昔、うちの嫁さんが無意味にTVにかじりつき
無駄にドラマのストーリーを(ザッピングしながら)追いかけていた。
僕的には、まぁ一つの物を見続けるならまだしも
結局の所、自分の見たいシーンなりをそれらにただ探しているだけで
彼女には、何も心に残っていない様な気がしてならなかった。
(しかも決まって最終回は見逃すし)
だから、僕はそれを見つけると、決まっていつも不機嫌になった。
『所詮、つくり話でしょ?』
あっ、と思うと、今度は僕が彼女にそういわれてしまった。
たまに見るTVドラマの作りを、ちょっと気になって追いかけていたのに…
TV画面映えするような、日常の時間なんて一つもない。
だけどそこには、紛れもなく、ドラマチックな出来事があるはずだ。
ドラマはTVの中でなく、目の前の手の届く場所で
一人一人にある、と、そう思うのだ。