"ぼんやり系"
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2005年11月27日(日) その歳の大人に
小さい頃は、見る物聞く物、それは大抵大人達が作った物だった。
初めて手にした自転車。ラジカセ。近所の駄菓子屋。ゲーセン。
いろいろな物を教えてくれるのも大人達だった。
今、ふと、自分の現在をかえりみると
例えば同階の子供達に声をかけたりかけられたりしている自分がいる。
それは子供達にとって僕が、その大人に相当している事になるんだよなぁ。
現場でちょっぴり木材を切っていたりして、ふと視線を感じてみると
下校中の黄色い帽子の男の子が足を止め、つかず離れずの距離で僕を観察していた。
仕事で何かを作ったり、日常で何かを話したり。
その歳の大人に、自分はなっているんだなぁ。