remenber "ぼんやり系"  〜 january

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●2001/01/26

しんしん、しんしん。
昨夜は東京でも、沢山、雪が積もった。

例えば、冷凍庫でシャーベットを作るとき、
数個分のカップにしても、早くても半日は時間がかかったりする。
幼少の頃は出来上がりを待ちわびて、途中、何度も扉を開けたりしたものだ。

たった一晩にして、一面の銀世界。
自然のエナジーというものは、すごい。
いや、そうじゃなくて、そうなることそのものが、"自然" と言う事か。

風や雨や波、太陽の熱さ。
自然の力に気付く度、すこし考えてしまう。

でも、とりあえずは、雪かきだな。
ビールは、その後ね。



●2001/01/20

第6ロマンスリフト

デタッチャブルリフトとペアリフトを乗り継いで、新雪の斜面を滑り降りた。
回数券はあと四回分。さて、どのコースを選ぼう。

コース途中に架けられている第6ロマンスリフト。
なんとなく乗ってみたら、なんかどこか違うのだ。

席とフレームは角張っており、とりわけスピードがのろい。
オシリには、常に振動が伝わる。リフト的には第一世代の物だろうか。

「ジジジジ ジンジンジン ジンジジジ…」

まるで遊園地の片隅にある、ちっとも恐くない古いジェットコースターの様に
ひっそりと、ゆっくりと、そして堂々と稼動している。

当時、最新式として設置されてから今まで、
どれだけの "ロマンス" をゲレンデに送り届けたんだろうナァ。
ついもう一度乗りながら、そんなことを考えてしまった。


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●2001/01/15

成人の日

そうか、一月の第二週の月曜日って休みで、3連休なんですね。

なんか嬉しくて、午後5時頃から日付が変わった今まで、
まるで、自分だけの正月のように、ずーとTV(地上波)を見倒してしまった。
松の内で、プログラムが充実しているせいもあるだろう。

「ぐぐぐぐぐ…」

ハードディスクの独り言のように、おなかが鳴った。
正月は喰いすぎで、今度は喰わなすぎか。
いい大人が情けなくもある。



●2001/01/01

年始め

紅白が終わると、父と母は近所の人と一緒に車で出掛けて行く。
越谷の久伊豆神社に行くという。

僕は、何も初詣を両親と行く理由もないので、毎年こうして留守番をする。
しかしサザンの中継も終わる頃にはだらだらと、
そしてうつらうつらとしてくる。

しばらくすると、蕎麦つゆのいい匂いがしてきて
気が付くと、海老の天ぷらの載ったソバを寝ながら食べていたりする。
帰ってきた両親につられて、こんな感じでほおばる訳なのだ。

しかし耳を澄ますと、マンガの様に除夜の鐘が聞こえたりする。
そう、本当に年は明けているのだ。


このようにして、毎年、新しい年が明けてゆく。
翌朝に届くであろう年賀状と、これからの365日を楽しみにしながら。


◆to december


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"ぼんやり系" 〜 january 2001