Since:2000/4/21
夏休み
夕飯の後、ほたるを見に行った。
見上げたら、夏の天の川があった。
かえるの合唱の中、就寝した。
午前中は、川遊び。
冷たい水に、はしゃいだ。
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こんな事を書くと、僕が、
何か特別な事をしている様に感じるかも知れない。
ゲームの中の話をしているように感じるかも知れない。
だけど、この場所に来て、それは当然のように目の前に現れている。
ここの宿の子供は、この現実の中で、フツーにすくすくと育っている。
もしかしたら、僕のいつもの毎日が特別な事なのだろうか。
夏休み、田舎に帰った時の子供の様に、
だだをこねられたら、どれだけ楽なことか。
本当に、帰りたくない。
テーマソング
何の前ぶれもなく梅雨が明けてしまい、
ことさら天候については、オーソドックスな展開を好む自分としては
なんか、つままれてしまった様で拍子抜けである。
なんだよ、もっとドラマチックに梅雨して欲しかった。
不意にラジオから、山下達郎が流れた。
…見るもの全てが夏に思えてくる。
…アラ不思議、イッキに夏気分全開である(笑)。
強烈な日差しの中、ぼんやりとしながら
頭の中で何度も何度も、さっきのフレーズがリフレインする。
夏らしい。いや、夏なのだ!
とりあえず、冷蔵庫に麦茶をしこもう。
そして、今年は、どんな曲と共に、この夏を過ごそうか。
七夕
とあるターミナル駅近くのビル。
そこには、願いが込められた短冊が、沢山下げられていた。
「高校受験、うまくいきますように」
「かずくんと、一生仲良しで」
「無病息災 健康一番!」
「ヴィトンのバックが欲しい!」
「父の病気が良くなりますように」
「宝くじが当たりますように!」
「家が欲しい!!」 etc... etc...
まだ、字を覚えたての小さな子だろうか。
「 イ ヌ ガ ほ しい 」
今日の夜、織り姫と彦星は、無事、逢えたのだろうか?
小さな短冊の願いは、今頃、それぞれの心に届く頃だろうか。
オリオンビール
土曜の朝に、ドアを強くノックされた。
だいぶ意志のある叩き方なので、新聞の集金か速達だろう。
ドアを開けると、、、それは "ゆうぱっく" だった。
…私にとって、記念すべき人生初の季節のいただき物!!
"オリオン生ビール"、と白地に朱色で印刷された判りやすい
段ボールの中に、さりげなくメッセージが添えられていた。
「これで、ジメジメとした梅雨を乗り切って下さい」
荷物は、一足早く梅雨が開けた、夏真っ盛りの沖縄からの空便で、
以前大変お世話になった、現地のあの方からである。うれしい。
早速冷蔵庫に入れて、沖縄へ向けてメールを打つ。
そして、缶がしっかり冷えた頃。
不思議な事に、こっちの気候も真夏の様になっていた。
オリオンビールからは、ちょっぴり早い "夏" のプレゼント!!
(かな?)