bus "ぼんやり系"  〜 july

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●2001/07/25

夏休み

夕飯の後、ほたるを見に行った。

見上げたら、夏の天の川があった。
かえるの合唱の中、就寝した。

午前中は、川遊び。
冷たい水に、はしゃいだ。

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こんな事を書くと、僕が、
何か特別な事をしている様に感じるかも知れない。
ゲームの中の話をしているように感じるかも知れない。

だけど、この場所に来て、それは当然のように目の前に現れている。
ここの宿の子供は、この現実の中で、フツーにすくすくと育っている。

もしかしたら、僕のいつもの毎日が特別な事なのだろうか。

夏休み、田舎に帰った時の子供の様に、
だだをこねられたら、どれだけ楽なことか。

本当に、帰りたくない。



●2001/07/18

テーマソング

何の前ぶれもなく梅雨が明けてしまい、
ことさら天候については、オーソドックスな展開を好む自分としては
なんか、つままれてしまった様で拍子抜けである。

なんだよ、もっとドラマチックに梅雨して欲しかった。


不意にラジオから、山下達郎が流れた。
…見るもの全てが夏に思えてくる。
…アラ不思議、イッキに夏気分全開である(笑)。

強烈な日差しの中、ぼんやりとしながら
頭の中で何度も何度も、さっきのフレーズがリフレインする。
夏らしい。いや、夏なのだ!

とりあえず、冷蔵庫に麦茶をしこもう。

そして、今年は、どんな曲と共に、この夏を過ごそうか。


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●2001/07/07

七夕

とあるターミナル駅近くのビル。
そこには、願いが込められた短冊が、沢山下げられていた。

 「高校受験、うまくいきますように」
 「かずくんと、一生仲良しで」
 「無病息災 健康一番!」

  「ヴィトンのバックが欲しい!」
  「父の病気が良くなりますように」

 「宝くじが当たりますように!」
 「家が欲しい!!」 etc... etc...


まだ、字を覚えたての小さな子だろうか。

  「  イ     」


今日の夜、織り姫と彦星は、無事、逢えたのだろうか?

小さな短冊の願いは、今頃、それぞれの心に届く頃だろうか。



●2001/07/05

オリオンビール

土曜の朝に、ドアを強くノックされた。
だいぶ意志のある叩き方なので、新聞の集金か速達だろう。
ドアを開けると、、、それは "ゆうぱっく" だった。

…私にとって、記念すべき人生初の季節のいただき物!!

"オリオン生ビール"、と白地に朱色で印刷された判りやすい
段ボールの中に、さりげなくメッセージが添えられていた。

  「これで、ジメジメとした梅雨を乗り切って下さい」

荷物は、一足早く梅雨が開けた、夏真っ盛りの沖縄からの空便で、
以前大変お世話になった、現地のあの方からである。うれしい。
早速冷蔵庫に入れて、沖縄へ向けてメールを打つ。

そして、缶がしっかり冷えた頃。
不思議な事に、こっちの気候も真夏の様になっていた。

オリオンビールからは、ちょっぴり早い "夏" のプレゼント!!

(かな?)


◆to june

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"ぼんやり系" 〜 july 2001