Since:2000/4/21
形容詞から始まる会話
「それぇ? ダサくねー?」
電車に乗るなりオトコが座席の女に向かって
距離を詰めたかと思うと、突然会話が始まった。
「えーまじぃー? ダメぇ?」
そう、彼らはケータイメールで繋がっているのだ。
僕らの高校時代に、携帯電話があったらどうなっていたか
全く想像はつかないけど、
今は、物心ついた時から今はそれがあるんだもんね。
携帯電話の通信って、音声よりデータ(つまりメールとネット)の方が多いんだって。
でもね、やっぱ、便利だもんな。
(ちなみに私はPHSで、ネットはやりませんけどね(笑))
チューハイ
「ねぇ、チューハイって、なぁに?」
「焼酎のハイボールの事だよ」
「"しょうちゅう" の、"ハイボール" ?」
どうにか缶ビールを飲めるようになったハイティーンの頃、
突然、TVでは缶チューハイブームが起こった。
もっとも、焼酎とかウイスキーとか言われても、ピンとこなかった時代。
初めて飲んだその味は、ちょっと新鮮なレモンの清涼感があって印象的だった。
「ありゃ〜 コレ、案外酔うね」
今思うと、チュウハイが、初めて飲んだ若者味の(印象の)お酒だったような気がしたり。
随分、赤い看板の、安居酒屋チェーンで飲んだっけ。
どーでもいい話をつまみにしながら…
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(今やスーパーで自販機ジュースより安いモノもあったりして、それで満足しちゃったりしてビクリツ)
コンビニおでん
どーしょうもなく遅くなって、仕方なくコンビニに寄る。
そして今日も結局、おでんである。
あと、白米。
今日はビールは500mlにしちゃおかな。
ガラスの重いドアを開けると、微かな独特なにおい。
もうすぐ、冬の気配?
おっと、気が早いかな。
ちょっとでたべるとおいしいよ
「だって、例えばパソコン買おうって思ったって、
どれもこれもみんなイイヤツだっていうし…
…どれをどう受け止めて良いのか、わかんないよ」
「それはねぇ、、、情報を全部飲み込もうとするんじゃなくって、情報を整理して
いらないモノを捨てればいいんだ。情報を選択して捨てるってのも、技術のうちなんだよ」
「ふぅん…」
まわりを見渡せば、この部屋にもモノがあふれていて、コレは本当に必要なんだか
はたして僕にとってどれだけ有用なモノなのか、疑問を持つことが多い。
そういえば、いつの頃からかセットメニューを好むようになった。
確かに単品そのものでも十分うまいんだけど、
見た目の豪華さとか、最後の甘味モノが無いと納得してない自分がいる。
「情報を捨てずに、全部鵜呑みにする方が、オレは怖いね」
そんなことを教えてくれた彼は、今、元気なんだろうか。