ジムニー、という車は、なかなか面白い車で、重厚長大化する中で唯一異彩を放つ、走破性自由度の高い車なのよね。
ただ、ホビー性が強く、人しか運べなかったり、また副変速機を駆使したオフロード走行というのは、まるで日常では使う事の出来ないプレミアムとなっていて、そう言う意味では勿体ないんだよね。速く走るチューンをした車は、それこそ人気のない道や峠なんかでその気になればいつでも体感出来るかもしれないけれど。
ジムニを12年間乗り継いで、副変速機を使ったのは、先代で1回(先のリンクの伊豆モビリティーパークにて1h)、ワイドで冬の片品村と奥日光で合わせてたった5分間だけだったんだよね。
気の利いたライトウエイトの副変速機付きセンタデフ式のAWDがあれば、きっとそれにしたんだけれどね。時代は大きいのしかなくて。
それが、ジムニを降りる決心が付いた理由でもあり、その条件から副変速機を取ったら、インプレッサになったという訳。
でも、ジムニは、またいつか必ず乗ると思います。