「明日は不燃ゴミの日か…」

そう思って、イヤイヤではあるがゴミをまとめ出す。

朝は何かと頭が回ってないし、イロイロと億劫になるので、
前日の夜に纏めておくのが、ココの家の美観をキープするルールである。

…とはいえ、ビニール袋の上を縛るだけだけど。
さ、今週は、ちっと量が多くて縛りづらいな。

「ギシギシ、ギ…」

「パッ」、と私の右手の甲に何か黒いモノが乗る。

咄嗟に脳が、
「あぁ、コンビニにぎりの、海苔がはじけて出てきたのね」
と判断する。

しかし、その海苔の質量は割にあり、ちっと動いたりシテ…

「ぅパオぅーー!!!」

文字では表せない言葉が口から発せられ、自然と20cmはカラダが浮いている。
飛び上がっているらしい。

それも不燃物のゴミ袋の中になんて…
不意打ちだ…

教訓 ：「深夜のゴミ箱、気をつけましょう」

"ruriel" experience.