カレー ジケンボ トウコウシュウ
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私が学生の頃、喫茶店でバイトをしていた。
入って1年経っていない私は、一番の若手。
(でも、年齢的には店長に次ぐ上から2番目だった)それでも、なぜか中(厨房)の仕事をしていた。
実は、夜の部でNo.1の腕前だったのね。
丁度、今ぐらいの時間。
ホットドッグのオーダーが入った。ニコニコと明るく答えながら、
お客さんの目の前のカウンターで早速作業に取りかかる。
しかし相変わらず、手だけは淡々と作業を続ける。
頭の中は "ぼんやりと考え事" をしていたのかも知れません。いつものように、パンを持って切れ目を入れていた。
その瞬間、左の手のひらに激痛が・・・。
『!!!』
あわててパンを放り出すと、そこには赤いウインナー。・・・ではなく、じわりと赤い部分が拡がって・・・・・
パンを通り越して、手のひらまで切ってしまったのだった。
そう、スッパリと・・・・目の前のお客さんはパニックになってしまった。
包帯を巻くまでの間、私の両手はもちろん
それを止めるために押さえててくれた同僚の手まで
赤く染まったのでした。その後・・・・その頃のキズは、もうない。
教訓 : 「慣れは禁物!!」
"ふかふか" experience.