"ぼんやり系"  〜 posted essay (guest URL)
ここでは、みなさんから寄せられた "ぼんやり系" エッセイをご紹介します。
はたして、どんな "ぼんやり" なのでしょう。  …さっそく覗いてみましょう!



●E-メール

 > At 00:21 00/05/02 +0900, you wrote:

メールって、ちょっと怖い・・・って最近思います。。
なんでかっていうと、同じコミュニケーションの手段でも、
手紙は、そんなにすぐ返事が来る事を期待しないよね?
電話は、そのとき相手がつかまらなかったら、はじまらないよね?
でも、メールは、手紙ほど悠長な連絡じゃなくって、
電話ほど急いでない用件だったりするでしょ?
だから、返事をするときにも、無意識のうちに、
優先順位をつけてたりする。

「このメールは、なんか報告系だから、返事はあとまわし」とか、
「この人、大好きだから、早く返事しなきゃ」(!?おいおい!?)とか・・・。

メールした方も、漠然と返事をまってたりするじゃない?
それで、自然に人を傷つけてたりすりこと、あるんじゃないかな〜。
実際、私は、傷ついた事も、傷つけちゃった事もあるみたいです。

いちばん嫌なのは、そのメールの弱点(?)を、逆手にとって、
人をわざと傷つける事かな?
傷つけるまでいかなくっても、わざとメールの間隔をあけるとか、
返事しないとか・・・。
・・・できちゃうじゃない?そういうこと。。。
だから怖いなぁ・・・と、思ったりして。。。

特に、相手の行動を深読みするのが苦手な、人間にはツライよね?
・・・って私のことなんだけど。

でも、メールなしじゃ、もういられない自分もいたりして。。。
だから、これからも、傷ついたり、傷つけたりしながら、
メール、しちゃうんだよね・・・。

written by " ぴーすけ君ちの apico さん "



●『ポン太とポン吉』

 > At 21:18 00/05/10 +0900, you wrote:

ポン太で〜っす! ポン吉で〜っす!
ふたりあわせて『ポン太とポン吉』で〜っす!!

ボクたち二人は「みなぴょん」とゆー、おかしなオバちゃんの頭の中に住んでいます。

「みなぴょん」はとっても寝つきの悪い人で、いつもベッドに入ると本を読みながら
「ねむねむさん」がやってくるのをジッと待っているのですが、それでも眠れない夜は、
お部屋を真っ暗にして布団をかむって、ボクたちを呼び出します。


「むかしむかしあるところに、ポン太とポン吉というタヌキの兄弟がおりました。
 ある日のこと、ポン太とポン吉は旅に出かけていきました……つづく」

「むかしむかしあるところに、ポン太とポン吉というタヌキの兄弟がおりました。
 ある日のこと、ポン太とポン吉は列車に乗りました……つづく」

「むかしむかしあるところに、ポン太とポン吉というタヌキの兄弟がおりました。
 列車に乗ったポン太とポン吉は、
お腹が減っていたので、駅弁を食べました。……つづく」

      お話しはいつもこんな調子で、なかなか前に進みません。
      そしてどんな夜でも、ボクたちのお話しは必ずここからはじまります。

「むかしむかしあるところに、ポン太とポン吉というタヌキの兄弟がおりました…」


「みなぴょん」を「ねむねむさん」が迎えに来るまで、今夜もボクたちは旅を続けます。

おしまい。



written and painted by " minapyon "



●雨の日

 > At 19:43 00/05/11 +0900, you wrote:

雨の日は、みんな憂鬱になる。
犬も猫も鳥も、そして人も。
でも、私は雨の日が好き。

雨の日は、みんないやな思いをする。
犬も猫も鳥も、そして人も。
でも、私は雨の日が好き。

外に出かけない場合だけどね。
お家の窓から1日中見ていても飽きない。
いくら好きでも心は憂鬱。

雨つぶが落ちる所は白い花が咲き乱れる。
それを見ていると、心が晴れてくる。
まるで私の心の憂鬱を雨が洗い流してくれているようだ。
その白い花は、雨の涙で流れ出た犬や猫や鳥、そして人の
憂鬱を養分にして、育った花かもしれない。
可憐で美しく、私を励ましてくれる。

雨が上がった時の美しさは、白い花が憂鬱を
希望に生まれ変えたからに違いない。
そんな雨の日が私は好きだ。


written by " fukafuka "

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"ぼんやり系" 〜 posted essay

第2段は "ぼんやり" ポエムの様ですね。  …そっと覗いてみましょう!


●心の洗濯

  > At 14:07 00/05/15 +0900, you wrote:

        だけど、

      風が吹いた。
      雲が流れた。
    樹がざわめいた。
    綿帽子が舞った。
   太陽がぎらついた。
   僕は空を見ていた。

       快楽の底。
       絶望の縁。
      泡沫の微睡。
     常しえの誘惑。
     夢と現の狭間。
   僕の知らない世界。

   信号を待ちながら。
  電車に揺られながら。
  風呂に浸かりながら。
  酒にほろ酔いながら。
 布団でまどろみながら。
僕は僕でなくなりながら。

        だから、
僕はここにいる。

wind blew.
cloud flowed.
tree stirred.
pappi danced.
sun glared.
SKY WATCHING

かいらくのそこ
ぜつぼうのふち
うたかたのまどろみ
とこしえのゆうわく
ゆめとうつつのはざま
ボクノシラナイセカイ

ざわざわ…
ガタンゴトン…
チャプチャプ…
ぐびりぐびり…
うつらうつら…
ZZZZZ…

僕はここにいる。
 

written, source written by " k-kun "

@ひーちゃん

his homepage "@ひーちゃん"



●(with stars.)

  > At 02:11 00/05/17 +0900, you wrote:


真下に統べる迷える星と ほどけぬユメを叶える果てに
胸の奥で息をひそめ なにか、嗚呼

いつかおなじ永遠を 約束したときから
君はいつも 勇気をくれた
どこにいても だれといても
with stars.

痛みをして造ったエデンは 音もなくもう崩れて消えた
どれほどのナミダで綴ったのか 時空も、嗚呼

あの日君におちた影を 迎えるころから
心はいつも あなたを愛してる
どこにいても だれといても
with stars.

don't be far away, before i react that.
それだけはもう

 

written by " yosuk b. "

his homepage " Millennium Smile!! "

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"ぼんやり系" 〜 posted essay

今回は、日常の一シーンな "ぼんやり" みたいですよ。


●「朝のひととき」

 > At AM 12:03 5/30/00 +0900, you wrote:

会社に行って仕事を始める前の一服。
「今日もこれから仕事かぁ〜・・・」
そんな朝の気怠い時間。

とある、朝のひととき そんな目を覚ますためのコーヒーと、タバコ。
猫舌な私に熱いコーヒーは苦しい
しかしコーヒーは熱くないと美味くない。

「ふ〜ふ〜」と冷ましながら飲むコーヒー、
刻一刻と始業の時間は近づいてくる。


…眠そうな朝。 あなたはどうします?

 

written, photo by " 森川 "

his homepage " 草の根ページ "



●「梅雨の憂鬱」

 > At AM 12:12 6/18/00 +0900, you wrote:

今日は給料日なのでちょっとごきげん。
いつもTシャツ&パンツで寝てるわたしですが
初めてパジャマを購入。んー、い〜ね〜。

翌日。

やっぱだめ、パジャマ。
落ち着かない。
ボタンがいかんよ。
ガバッと着られてガバッと脱げるの
じゃないとね。

そうそう、この間初めて‘お香’を買ったの。
初アロマテラピー。
ところがこれまたクサイんだ・・・。
部屋中、超〜クサくて大変。
「落ち着きたい時に」なんて大嘘。
落ち着くどころか、頭痛くて眠れなくなった。
最悪。

…梅雨、やだねぇ。
降るならちゃんと「ザーッ」って降ってほしいよ。
しとしと雨キライ。
なんかゆーうつだ。
いいことないかなぁ・・・。

 

written by " うちだ "

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"ぼんやり系" 〜 posted essay

今回は、素敵なシーンの "ぼんやり" です。


● 晴れた夜空に・・・(Vol.1)

 > At PM 11:24 7/3/00 +0900, you wrote:

子どもの頃から夜空を”ぼーーっと”眺めているのがすきでした。
特に月のない晩、そこには月の明かりでは隠れてしまう色とりどりの
星々が夜空を埋め尽くすように輝いています。

summer milkway その輝きは、長い旅をしているものがほとんどです。
ある星は、ちょうどあなたが生まれた時に輝いていたときの光を
あなたに見せているかもしれません。
またある星は、人間の生まれるはるか太古の輝きを見せて
くれているのかもしれません・・・

・・・そんなことを知らなくても、赤い色の星、金色の星、銀色の星
青白い星等が、宇宙で輝いていることにはかわりありません。

なにもかも忘れて大地に横になって満天の星を眺めながら、
自分の気に入った星を見つけてみませんか?

 

written, photo by " Praesepe "

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● 季節

 > At PM 06:15 7/31/00 +0900, you wrote:

見たり、聞いたり、食べたりして季節を感じることがある。
季節感だ。
その季節感は、自ら行動して感じるものと
無意識のうちに感じるものがある。

無意識にのうちに感じる季節感は、時に自分の中で
絵画になったり、BGMになったりする。
その無意識のうちに感じる季節感をわざと意識をしながらぼんやりすると、
それぞれがお互い干渉しあって融合しその結果、
たとえ表現する力がなくとも、誰もが皆世界で一番の芸術家
になることができる瞬間だ。
人はそうなった時、想像の世界へとはばたき、大自然に溶け込んで行く。
ほら、聞えないかい?
風や雲や山や海、そして虫たちが語り掛けてくる声が。
時に優しく、時に強く、時に悲しく、時に楽しく。
それに、それぞれに季節ごとの方言がある。
その声を聞くと、時が止まっている感じがして、
気がつくと夢心地になっている。

季節は、いつでも話し相手になってくれる。

 

written by " fukafuka "



● おいしいもの

 > At PM 11:14 8/2/00 +0900, you wrote:

ときどき、ぼんやり思うんだけど、
美味しいものを食べると、ほっぺたが落っこちるっていうのは、ウソだと思う!

先日、満月をかたどった、とある銘菓を頂いた。。
その上品な味と食感に、しばしうっとり・・・

新橋の居酒屋さんで、七厘で焼いた「魚の一夜干し」を頂いた。。。
しあわせが、口いっぱいに広がった。。。また、うっとり。。。

清里みやげの、焙煎コーヒーを頂いた。。。
コクとまろやかさの、絶妙なハーモニーに、またまた、うっとり。。。

鏡で見たわけじゃないけれど、
どんなときも、美味しいものを頂いたときの私は、
うっとりと、微笑んでいるようである。

そして、完全に、私のほっぺたは、下がるどころか、上がっている。
ほっぺたも、喜んでいるのである!!

そんな事を考える私は、根っからの、食いしん坊である事には、
間違いないと、思ったりする。。。

 

written by " ぴーすけ君ちの apico さん "

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"ぼんやり系" 〜 posted essay

今回は、日常の一シーンな "ぼんやり" みたいです。


●麦茶

 > At AM 11:40 8/5/00 +0900, you wrote:

今日も暑いねぇ〜。

急にダンナが仕事になったので、朝から
鬼のように洗濯してるの。
なんつったって5時から洗濯してるからもう乾いてるよ。

だいたい、いつも5時台に起きて、洗濯機回しつつ、
朝&昼のお弁当作って送り出して、洗濯物を干すという日課。
早起きももうすっかり慣れた。

あっ、麦茶が沸いたみたいだから
冷やしておかないと。

 

written by " pon "



●夏の夜にひやっとエッセイ

 > At AM 12:51 8/26/00 +0900, you wrote:

私は「死後硬直」という言葉を
「筋肉痛」と同意義語として使っている。
何故か。

昔、ゾンビ映画がちょっとしたブームだった頃。

登場人物が、ゾンビガスに襲われる。
ゾンビガスを吸った者は、意識を失って倒れ、
再び目覚めた時、変化は起きている。
目覚めていて、意識もあり、言葉も話せ、動く事もできるのに、
鼓動を確認できない。
心臓が止まっているのだ。
異変に気付くものの、猛烈な悪寒に襲われ、
それに耐えるまもなく、次にやってくるのは、死後硬直だ。
徐々に動けなくなっていく。
筋肉が固まっていく(らしい)。

その演技をしている俳優さんを見て思った。
「死後硬直って、筋肉痛に似てる?」

筋肉痛と同じ症状であるような台詞もあったのかも知れない。
まあ、それ以来。
私的には、死後硬直=筋肉痛、なのであります。

written by " 安藤 夏 "

デスク橋本組合

◆つづき

◆posted essay


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