"ぼんやり系"  〜 Summer
Since:2000/4/21

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 ◆july
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 ◆jun
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●8月吉日

時間をわすれて、ずーっとTVを見ています。
夏休み期間は、昼も深夜もなんだかんだ言って番組が面白いんですね。
そう思うのは、最近、気が付くとパソコンに向かって過ごす時間が増えた為か、
TVってあんまり見なくなったのかも知れません。
それは、以前より、TVがつまらない内容のものが多いせいなのか、
TVが言ってるモノが、楽しいと思えなくなった(=私が歳をとった?)のか、
サイト運営等その他の、創作活動(という程のものでもないケド)が、
比較的自発行為で楽しくて、時間を忘れて没頭してしまうせいか。
または、" サイト "という、供与される新しい情報概念に、慣れ親しむのが
楽しいのか、どれが原因なのかはイマイチ判りませんけど。

ただ、やはりネットのサイトは、今までにあったモノとは形が違くて、
場所や時間や接し方で、全く別の表情を見せるんですよね。
時には厳しく、楽しく、優しく、怪しく……
便利な分だけ誘惑や落とし穴も多いみたいですけど。
そう言う意味では、" 大人な媒体 "であると思います。

…しかし、それは自分が大人であるからそう思うのであって、
現役の" 子供ネットワーカー "なんて、どう感じるんでしょうね。

生まれたときからTDLがあって、TVゲームがあって、
学校や家には、Webに繋がったGUIなパソコンがあって。
あぁ今なら、一人一つ、携帯型情報端末も持っていますか。

(あとちょっと違うけど、部屋にはクーラーもあるなぁ)

どんな刺激を受けて、どんな大人たちになるのかな。
我々では想像も付かない、ものすごい発想力とか想像力とかついていそうだな。


●7月吉日

最近はですね、エッセイを投稿いただいた方と、
メールコミュニケーションを楽しんだりしています。
昼間の企業時間では、メィル伝達ってのは、ここ数年で随分普通に
普及したので、電車とかでも" じゃあ、メアド教えて〜 "なんていう
OLさんの会話も良く聞くようになりましたね。
お家に帰ってラジオなんかを聞きながら、約20-30時間スパンで行う、
文字のキャッチボールってのも、妙に新鮮だったりするんですね。

コミュニケーション手段の中でも、電話とか手紙とかとは違ったそれは、
なんとなーしに楽しい。やっぱ文字のみってのが、シンプルでいいです。
さしずめ、現代の電報ゴッコ、みたいな感じでしょうか。
(最近では色んなメィルをやれって、媒体がウルサイですけどね)

文字コミニケーションといえば、ちょっと前までは、
" ポケベル "でしたが、ハードそのものが絶滅しちゃう、てのは衝撃的でしたね。
確かに、電話でネット(上のサイト)を覗ける時代なので当然といえば
そうなんでしょうが、数字の語呂合わせで暗号のようなメッセージを決め合って、
待ち合わせた当時の仲間や恋人達は、今頃どんなことをしているのかな。


●6月吉日

しかし、インターネットのホームページという媒体は面白いですね。
例えば僕が、" エッセイ "みたいなモノを書き貯めたお手製小冊子を
常に持っていて、ことある事に友人に見せたりしていたら…

…確実に友人は減るんだろうな。(それに、そんなことはしたくないぞ)

しかし、HPはそれが容易に出来てしまうのですね。
それまでの世の中は、こんなにまで簡単な方法で媒体露出が出来ただろうか?
自己表現とか、そういう事は具体化しただろうか。

非常に不思議な媒体だと思う。

ネット媒体自体は、マス(大量)を扱うコミュニケーションの手段だと思う。
しかし、人間との接点方法(インターフェイス)が個人専用のモニター画面と
なるので、テレビやラジオのそれとは少々異なる。
つまり、複数人で一緒に同じ画面を楽しんだり音を聞くには不利なんですよね。

だから、TVでいうと、" 電波少年 "的な、個人の興味に訴えかける
モノが多いんだと思います。見たい人は見たい、みたいな感じでしょうか。

しかし、ですね。

何となく" サクサク "と見ては消えていく、世の中の何でもないページって
膨大に存在しますけど、自分で実際作ってみると判りますけど、
ものすごく時間を費やすんですよ。ページ作るのって。
ホントびっくりしました。それにちっとも簡単じゃないですね。慣れるまでは。

ちなみに、私のページでいうと、週替わりのエッセイもどきは更新込みで一時間、
前回のspringについては3回書き直して、6時間も掛かりました。
(文章制作時間も、込みですけどね)
何か新しく物事を実行するときには、導入時に一番エネルギーが掛かると、
いったところでしょうか。

ま、小学校の頃の" 写生大会 "じゃないですけど、
画板に乗った" 白い紙 "に、何を書くか、どう色を付けるか、構図はどうしよう、と
あれこれ考えているときが、一番楽しい様な気がします。


…続きは、また、次の機会に。

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