◆september
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ペガサス
ユニクロのジャケットを買ってしまった。
私はどちらかというと、安物フェチかも知れない。
昔から、機能的になんら変わらないものを選ぶときに、付加価値を選ばす価格を選ぶ傾向にある。
先日、新聞広告にて、とある安物PCを見つけてしまった。モニターも付いて5万円、有名な外国産馬だそうだ。今のスペック相場からすると多少色褪せ感は否めないが(とはいえ会社で使ってるヤツより全然いいのだ)ヘタをするとデジカメやTV、ワープロより安価だったりする。情報家電(?)として家庭でフツーに使う分には問題無いハズ。えらい世の中ですね〜。
ちなみに私の使っているデジカメ(←コレはUだけど持っているのはT)は7000円ぐらいの子供向けのヤツらしい。使われている姿をあまり世の中で見かけないが、本サイトの私の記事で出てくる静止画は全てこのカメラなので、皆さんが抱く印象のままの性能である。しかしこのカメラ、私の性格と重複する個性があるので(笑)ある種の愛着が沸き変造しつつ使っている。…でも、今ではケータイにカメラが付いてるんですよね。もっといいヤツが。
あ、そうそう、とあるBBSで見掛けたのですが、中学三年生さんが運営しているサイトがありました。スッゲー! 私なんか今でもひーひーでやっているのに、サイト全面から滲み出てくる前向きなフレッシュな感覚が新鮮。
僕が中三だった頃なんて、どんなカンジだったっけなぁ……。
この間の日曜日、出前ゲームセンターの店員のアルバイトに行って来ました。
大人達にとっては休憩スペースらしく、いわゆる "6つのポケット"(最近聞かないナァ)をもった "孫" たちが遊びまくる訳で、そりゃー大変な騒ぎさぁ。
しかし時間の経過と共に孫達は暇を持て余し始めて、落ち着くのかピカチュウライドの中に延々居たりして、私も暇だったのでピカチュウゴッコ(?)をして遊んであげたり。演歌の曲じゃないけど、なかなかカワイイものだった。
小学生の団体は、やれ、ぐるくるまわるお菓子の景品を取れた取れないではしゃぎ廻るし、パンチ力を計測するマシンの前では、アイツより強いだの弱いだのきゃっきゃら言ったりで本当に楽しそうだった。
とかくウチの中に引きこもって(単独で)ゲームばっかしているイメージを持っていた私には非常に新鮮だった。
印象的だったのは、"東京コミックショー" で言うところの、真ん中の大根のガリベン見たいなヤツに、蚊の泣くような小さい声で従来500円玉の使える自動両替機の場所を聞かれた事と(彼に取りやすそうなお菓子をそっと教えて上げたら、少し嬉しそうに熱中していた)、
レースゲームでアクセルに足が届かないのか、凄く浅めに腰掛けつつ、流れるようにハンドルを操りフルスロットルに興じる小学生の姿(免許無いのにオレよりうまいし)と、
本来は子供騙しに来たお父さんが、お菓子取りに自分が熱くなっていたりした事だろうか。
いずれにしても、私が子供だった頃、デパートの屋上で体験したような空間で、
同じように遊んでいる彼らを見ていると、下手に大人がアレコレ、でなく、
ありのままでいられる様な場所を、沢山あげるだけでいいのかなぁ、なぁんて。
気が付くと、ずっとパソコンの前にいます。
とりわけ我々は幼少期から、それまでにない新しい物に囲まれて育ってきたように思う。
テレビゲーム、パーソナルコンピューター、遊園地やテーマパーク…。
今では情報家電やアミューズメントの洪水を体験している。
(ややもすると、それそのものが "現代" という時代の作り手のように言われる時もある)
私達はタイミング良く、自分達が大人になってゆく時期を同じくして、
それらと一緒に成長しているラッキーな世代だと思う。
多分僕らは、それらと気楽に付き合っていける世代なんだと感じる。
例えて言えば、幼なじみと触れ合うような感じだろうか?
が、僕らより下の世代、もっと下の世代は、はたしてどうなのだろうか。
最新型が必ずしもベストな物ではない現代という時代。
これは時代が熟成した結果なのだろうか、
それともまだ手を抜いている結果なのだろうか。
柄にもなく、とりとめもなく、そんなことを考えてしまった。
…続きは、また、次の機会に。
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